家計の現状なんて分かってなくても、お金は貯まるでしょ!
とか、
現状、我が家の家計のことなんて全然分かってないけど…
それってヤバい…?
など、
- お金の管理が苦手な人
- なかなかお金が貯まらない人
- 自分の家の家計が赤字か黒字かよく分かっていない人
は、いろいろ悩みますよね。
お金のことは一生関わってくる問題なので、向き合わないと…!とは思っていても、苦手意識があると、
結局、何からすればいいの?
って思っちゃってるはずです(;’∀’)
家計管理は大事ですが、闇雲にやればいいというものではありません。
お金の流れをしっかりつかんで、正しいやり方で家計を管理することが重要なんです!
まず、家計管理で1番最初にすべきことは、現状把握すること!
今の家計を把握することで
- 何にお金を使っているのか
- ムダ遣いを減らすためにできること
が分かります。
この記事では、家計の現状を把握してお金の流れをつかんで、ムダを洗い出す方法を紹介しています。
節約は、現状把握してからスタートさせましょう!
今現在のムダを把握していないのに、節約することは難しいです(;’∀’)
- 自分の家計を把握できていない人
- 家計の現状把握をしてからの目標設定をしたい人
- 節約が上手くいかない人
はぜひ最後まで読んで、お金の不安を取り除いてくださいね♪
家計管理の第一歩♪現状把握する方法
家計の現状把握をするためには
- 収入
- 支出
- 資産
- 負債
の4項目をチェックしていく必要があります。
収入を把握することで、使えるお金が分かり…
支出を把握することで、実際に使っているお金が分かり…
資産を把握することで、いざって時に使えるお金の余裕が分かり…
負債を把握することで、どれぐらいお金のリスクがあるかが分かる
今現在、家計簿をつけている人は収入と支出は月単位で把握していると思います。
その場合は、資産と負債の確認だけで済むはずです。
家計簿はただつけているだけでは意味がありません。
しっかりと見直して活用しましょう!
家計管理の第一歩|1.収入の現状把握をしよう
収入の現状把握をする時は
- 給与明細
- 源泉徴収票
- 銀行口座
などをチェックしましょう!
あなたはどれぐらいの生態収入があるのか把握していますか?
- 給与
- 年金
- 手当
など…
年収は源泉徴収票を見れば分かりますが、大事なのは手取り年収を知っておくことです。
どれだけ稼いでも、税金である程度持っていかれてしまうので、実際に使えるお金は収入ではなく所得です。
給料明細を見れば、実際に振り込まれた金額が分かるので見てみましょう。
昨年1年間の手取り年収を確認する時は、源泉徴収票と住民税決定通知書を見ながら計算します。
手取り年収=年収-(税金(所得税・住民税)+社会保険料)
の計算式で求めることができる!
年収、所得税、社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料・雇用保険料)は源泉徴収票でチェックできます。
住民税は毎年5月ごろに届く「住民税決定通知書」で確認できます。
家計管理をする時に年間収入を知っておくことは重要です。
しかし、1年の途中で年間収入を予測するのではなく、昨年の給与から目安を計算することが大切なポイントです。
だいたいの手取り年収
年収 | 手取り年収 |
200万円 | 160万円 |
250万円 | 200万円 |
300万円 | 235万円 |
350万円 | 274万円 |
400万円 | 312万円 |
450万円 | 349万円 |
500万円 | 387万円 |
550万円 | 420万円 |
600万円 | 458万円 |
家計管理の第一歩|2.支出の現状把握をしよう
支出の現状把握をするためには
- レシート
- クレジットカードの明細
- 通帳
- キャッシュレス決済の履歴
などをチェックします。
買い物の頻度が高ければ高いほど、ムダ遣いの機会も増えます。
支出の見直しを簡単にする方法は、支払い方法をまとめることです。
キャッシュレス決済の履歴は、特に注意深く把握しておく必要があります。
キャッシュレス決済は便利な反面、「お金を使った!」という感覚が薄れやすいので、意外とお金を使っていたりするのです…
家計管理の第一歩|3.資産の現状把握をしよう
資産の現状把握をするためには
- 通帳
- 証券口座
- 保険証券
などをチェックしましょう。
現金として資産を持っていなくても、
- 土地
- 不動産
- ゴールド
なども資産になるので、忘れずに確認を!
どの資産であっても、時代の流れによって価値が上がったり下がったり、変動があるので「現段階」での資産価値を確認しましょう。
家計管理の第一歩|4.負債の現状把握をしよう
負債の現状把握をするためには
- 住宅ローン(支出のところで計算している場合は除く)
- 車のローン
- 奨学金
- その他ローン
など、利息も含めて確認しておきましょう。
負債は毎月一定額返済していく必要があります。
毎月一定額出ていくということは、その分支出の負担が増えるということです。
借金は高いものを買う時に有効ですが、利息の分、損しています。
家計管理をしっかり実践して、いざという時に備えることで高額な支払いに対応することが可能です。
徹底して節約している人は、家ぐらいしかローンを組みません。
今は金利も低いので、ローン=悪!とまでは言いませんが、利息がないに越したことはないですよね(;’∀’)
車のローンを組む人はけっこう居ますが、個人的にはあまりオススメしません。
車もしっかりと予算と計画を立てて購入するのがオススメです。
(もちろん、急に壊れた時は仕方がないですが(;’∀’))
家計管理をする必要性ってなに?お金の流れは把握してる?
現状把握から家計管理をはじめる意味を知っておくことは、めちゃくちゃ重要です。
まず、現状把握をすることで
入ってきたお金を
↓
何に使っているのか
どうやって使っているのか
の部分がよく分かるようになります。
このお金の流れを知っておくこと、実はめちゃくちゃ大切!
いざ節約しよう!と思っても、
- ムダな支出があるかどうか
- ムダな支出があった場合、どの支出がムダなのか
がちゃんと分かっていないと何から手をつけていいのか分かりませんよね?
自分がどんなものにお金を使っているのかが分かっていないと、節約のハードルがすごく上がるんです。
普段は、お金の管理が雑になっていても生活が成り立っているかもしれません。
しかし、今後必要なお金(教育や老後など)をきっちり賄えるかどうかは別問題です。
家計の現状把握とともに、不定期に必要になるお金の洗い出しもやっておくとベスト!
よく家計管理が上手な人がいう「特別費」というものです。
例えば…
- 旅行のお金
- 学校の入学資金
- お葬式
- 結婚式のご祝儀
など…
収入も支出も、1年単位で把握しておくことが大事です。
貯まる家計の基本は収入>支出!家計の把握ができているかチェックリスト
お金が貯まる家計の基本は収入>支出になることが大前提です。
家計の基本ができているかをチェックする質問を用意したので、一緒にチェックしてみましょう♪
家計の基本ができているかチェックリスト
- 1ヶ月の収入と支出は把握していますか?
- 年間の収入と支出は把握していますか?
- 現在の資産がどれぐらいか、パッと答えられますか?
- 負債(住宅ローンやカードローンなど)があるかどうか、把握していますか?
上記の質問がすべてYESで、すぐに答えられる場合は家計をしっかり把握している状態であると思います。
逆にこの質問に、スッと答えられない場合は現状把握ができていないので、節約するよりも先に現状把握することが重要です。
厳しいことを言うようですが、現在の家計の状態が分かっていないのに、今後の目標設定をしたり、貯金をすることは難しいです。
例えば…
実際に使える収入額が400万円。
年間の支出が350万円なのに、年間の貯蓄目標金額が100万円だとどう考えても無理ですよね(;’∀’)
家計管理のやり方3ステップ
家計管理をどうやって進めていくかは3ステップで解決します。
【ステップ1】現状把握
【ステップ2】目標設定
【ステップ3】家計の見直し(ここで初めてガッツリ節約!)
現状把握のやり方は先ほど紹介したので、目標設定についてくわしく説明していきます。
現状把握のやり方をもう一度確認したい方はコチラ→現状把握
目標設定をしておいた方がいい項目の代表として、よく言われるのは
- 住宅
- 教育
- 老後
の人生の三大資金です。
- いくら必要なのか?
- いつまでに用意する必要があるのか?
- 具体的にどういうことにお金を使うことになるのか?
を想定して、目標設定をする必要があります。
また、人生の三大資金(住宅・教育・老後)以外にも、必要に合わせて目標設定しましょう。
よくある目的の目標設定
- 車の購入資金
- 旅行資金
- 家具家電の購入予算
- 特別費(冠婚葬祭、学校関係などのイベントに備えて、一定額用意しておく)
目標設定は、
- 金額
- 期限
から、
- 毎月(年間でもOK)いくら貯めるのか?
- 何ヶ月(何年)で目標達成できるのか?
をチェックしましょう。
無理のない目標設定をすることがポイントです。
どれだけ将来的に必要なお金だったとしても、現在の生活がカツカツだったり、我慢ばかりの生活なら本末転倒…(-_-;)
余裕を持って用意することがベストです。
しかし年齢やライフプラン的に余裕ぶっこいてる場合じゃない時は、節約だけじゃなく、収入の柱を増やすことも1つの手です。
【ステップ3】の家計の見直しについては、節約に関する記事を投稿しているので、こちらからチェックしてみてくださいね♪
↓
家計の把握は妻だけ?夫だけ?
家計管理をするなら、夫婦で家計を把握しておくことはめちゃくちゃ需要なことです!
お金を貯めるにしろ、節約するにしろ、夫婦間で相談できる環境というのはとても大事。
夫婦間で家計やお金の情報を共有することで、
将来のライフプランをどうしたいのかを共有できる
↓
目標達成するために何をすればいいのかが分かりやすい
↓
共通の目標があることで、お互いの負担を軽減しやすい
というメリットがあります。
日頃からコミュニケーションがあるのとないのでは、節約がスムーズにいくかどうかも変わってきます。
例えば…
妻だけが目標達成するために頑張って、節約を頑張っていると、目標を共有されていない夫が飲み会に行ったり…とガツガツお金を使っているとモヤっとしますよね(;’∀’)
家計管理をするメリットとデメリット!デメリットはしっかりカバーしよう!
家計管理をなぜするのか?ということを明確に分かっていないと、やる気も出ないですよね…
家計管理をするメリットは
- お金の流れが分かる(入ってきた収入をどう使っているのか…など)
- 今後、必要になってくるお金を用意しやすい
- 自分の生活のムダを知ることができる
生活していく上で必要なお金ってありますよね。
そのお金以外にも、もちろんお金を使っていると思います。
ただ、必要なお金と不必要なお金があって、そこをしっかりと線引きできているかどうか…が節約のカギです。
ムダ遣いを普段、慌ただしい生活の中で見つけることは難しい。
だからこそ、家計管理で自分のお金の使い方やムダなお金の使い道を改めて整理していくことが大切なんです。
また、家計管理のデメリットはめんどくさい…ということ(;^_^A
たしかに、家計簿をつけたりしなくても生きていけます(笑)
めっちゃ極論ですが(笑)
ただ、お金は生まれてきてから死ぬまで向き合っていくことになる事柄なので、しっかりとお金の使い方を学んでいた方が人生得です。
家計管理を頑張りたくても、家計簿は続かないし…
毎月チマチマと収支を記入するのは、ぶっちゃけダルイよ!!!!
という場合は、アプリに任せる!というのも1つの手です。
実際、我が家はマネーフォワードMEというアプリを使って、収支の管理をしています。
最初に
- クレジットカード
- 銀行口座
などを紐づけるだけで、データを勝手にまとめてくれるので見やすくて助かっています。
設定も普段スマホを使っている人なら難しくないので、簡単です♪
気になる方は公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね。
\ここから公式サイトに飛べます♪/
家計管理のコツ!現状把握と気をつけておきたいこと
家計管理の初めの一歩は現状把握!と書きました。
しかし、家計管理の落とし穴もあるので気をつけてほしいな…という気持ちもあります。
たとえば、家計管理のために家計簿をつけている場合は、家計簿を記入することが目的になっていると危険です。
家計簿の本質は、
家計を書き出して
↓
可視化することで
↓
ムダを見つけ出し
↓
家計を見直すこと
ですよね??
それが、家計簿をつけること自体が目的になっていると、書き終わったら満足してしまい、見直したりムダを見つけ出したりすることがなくなってしまいます。
また、家計管理で気をつけたいことの2つ目は、クレジットカードなどのキャッシュレス決済ではお金が減っている実感が薄いので、現金以上にしっかり管理する必要があるということです。
たしかに、クレジットカードやpaypayなどは簡単に支払いが済ませられて、その上ポイントも付与されます。
しかし、その手軽さゆえに、お金を使っている!という感覚が薄れて想像以上に浸かっていることもあるのです…
衝動買いが多い人だったり、キャッシュレス決済の履歴をしっかり見ない人は気をつけておく必要があります。
キャッシュレス決済は便利でポイントが貯まったり、お得なので自分のライフスタイルに合わせて、上手に取り入れて生活しましょう♪
家計管理は現状把握から始めよう!節約する前に自分の家計を知っておこう
家計簿をつけているからといって、お金が貯まるわけではありません。
家計簿はあくまでも、見えにくいお金の流れをつかむツールであって、大事なのは
- 家計の現状把握
- 予算や目標の設定
- 家計の見直し
です。
家計の現状を把握しておくことで、
- どんなことにお金を使っているのか
- 収入に見合った生活ができているのか
が分かるようになります。
家計管理のはじめの一歩は、現状把握をすること!
具体的には
- 収入
- 支出
- 資産
- 負債
をまとめて可視化することです。
今現在の家計を把握しておくことで、見直さなければいけないポイントが分かります。
まずはあなたの家計の
- 収入
- 支出
- 資産
- 負債
を確認してみましょう♪